パルコリニューアルの床工事
福岡市の中心である天神の商業ビル『パルコ』が一部リニューアルするので工事をさせていただきました。
今回させていただいたのはエスカレーターの周りの共用部分、店舗までの部分で休憩場所だったり、小さなお店だったりする場所です。
解体工事が終っていて、施工前はコンクリート剥き出しで、床の見切りとなるレールは再利用ということで残っていました。
【施工前】
この部分が、レールの左と右で高さが違うので、それを揃えるため、段差調整材というものを先に施工します。
まず、下地をきれいにして、穴など空いてる箇所はモルタルで埋めておきます。
それから接着剤を専用のヘラで塗ります。塗ってはいけない場所は事前に鉛筆などで線を引いておきます。
塗り終わったところ。境目がよくわかると思います。この後別の材料を上から貼るので、はみ出るとその場所だけ厚みが増すので大事です。
段差調整材を貼ったら、ローラーでしっかり密着させて、一日乾燥させます。
翌日、仕上のフロアタイルを貼っていくのですが、今回はさ3種類のミックスされたものを貼るので、順番を間違えないようにするのが大事。また事前に、どこからどの色から貼って、どの位置を中心にするのかを決めておかないといけません。そのため、墨出しをして床に事前に基準線を引いておきます。
細かなところは接着剤を塗る前に仮置きしておきます。
全体にムラなく接着剤を塗ります。
昨日貼った段差調整材の上にも接着剤を塗ります。
それから間違えないように、白、グレー、黒、白、グレー、黒、白、グレー、黒、グレー、あ、間違えた。
何百枚貼っただろうか・・・・あとわずか。
完成。