オフィスビル事務所のリフォームで木目の使い方②

前回の続きです。壁紙を張り替える前に新規に設置した壁のジョイント部分(継ぎ目)をパテで丁寧に埋めて乾燥させます。この作業をせずに壁紙を貼ってしまうと継ぎ目が浮き出てしまうのでとても大事です。

【施工後】

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施工前の壁の継ぎ目はこんな状態でした。

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パテ施工してすぐの状態はこんな風になります。

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それから2時間ほど乾燥させたらやすりで余分なはみ出た個所などを削り表面を滑らかにします。

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コーナー部分もパテ処理をします。(施工前)

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コーナーには薄くてプラスチックのような硬度でぶつかっても崩れたりしないように強度を持たせるのコーナーテープを貼ります。

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穴が開いているのはパテを塗りやすくするためです。

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塗った後はこんな風になり、壁紙を貼ったときにきれいに角が出ます。

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すべての継ぎ目をパテ処理➡乾燥➡やすり掛け➡パテ➡乾燥➡やすり掛けと繰り返すので丸1日かかりました。

【パテ処理後】

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それから翌日壁紙を貼っていきます。

【施工前】

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【施工中】

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【施工後】

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【施工後】

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【施工前】の壁も木目をうまく使うことで柱のように見せることができます。

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【施工後】木目は一定方向に使うと統一感があります。ただし多用しすぎると狭くも感じるのでバランスが大事です。

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最後に床との境に白や黒のソフト巾木を貼り完成です。

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