公団の壁紙張替リフォーム
福岡市西区にある室住団地の壁紙張替工事をさせていただきました。この部屋は分譲タイプでオーナーは購入した後、東京に行かれていたので長年賃貸に出されていました。お仕事が定年後福岡に戻ってこられてその際にキッチンやお風呂などをリフォームしたそうですが、壁紙を替えておらず、タバコのヤニや長年の汚れで壁紙は黄色く変色し劣化していました。そこでまずはリビングの壁紙を張り替えようということでご連絡いただきました。ありがとうございます。
【施工前】
施工前の状態ですが、壁紙自体も古く、黄色く変色しています。
昔の公団などでは下地に石こうボードを使っていないので、コンクリートの壁に直接壁紙を貼ったり、配線を回したりしています。
【天井部分】
【リビング壁】
まずはこれらの壁紙を撤去していくのですが、今回は家具を移動する箇所も少なくこのまま下地処理をするとほこりまみれになるのでビニール養生をすることにしました。
撤去したら場所によって下地が違うのがよくわかります。天井はベニヤが貼られていて、ドアは直接壁紙が貼られていました。
このままではきれいにはがれた箇所とはがれなかった箇所に段差ができてしまうので、パテを塗って下地処理をします。
【下地処理前】
【下地処理後】
そして乾燥➡やすり掛けをおこない、天井の壁紙を貼っていきます。
【火災報知器 下地処理後】
このようにして壁紙に穴をあけ入れます。
【天井施工後】大体一日でここまで終わりました。次は壁を仕上げていきます。
真っ白な明るい部屋になり、天井が高く見えます。昔の建物は窓や鴨井などの高さが1800mmくらいが多く天井も今よりも低いことが多いです、だから高く広く見せるためには外からの光を取り込み反射させる白がおすすめですよ。