和室から洋室へ2(博多区でアパート改装しました)

和室のアパートを洋室へ変更した工事をしています。和室の繊維壁の下地処理が終わって壁紙を貼っています。この場合壁紙を選ぶときに注意点があります。

施工中01

繊維壁の場合表面が触ってみるとわかりますがでこぼこしています。ここに無地の壁紙で薄く柄の無い物を貼った場合、表面にそのでこぼこが目立つようになります。その結果見た目があまりよろしくないものになってしまうので、壁紙を選ぶときはできるだけ厚いもので、柄は無地でもメリハリがあるものを選びましょう。
でこぼこが目立たなくなりますよ。
【洋室の壁紙】

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和室のまま残しておく部屋は和室らしい和紙が入った壁紙を選びました。ただ、洋室に貼った壁紙より薄いので下地処理をもう1工程増やし、表面をパテで滑らかにしました。

【パテ処理後】

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【和室の壁紙】

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より完璧を目指すなら、この状態を乾燥させて、全面をヤスリがけして、さらにパテ処理をして乾燥させてさらに目の細かい番号でヤスリがけして掃除して、壁紙を貼るという工程をすれば、ほぼでこぼこはなくなり、より接着力も上がります。ただ、ここまですると日数も2日増えるので金額も倍くらいになります。

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今回はオーナーさんと打ち合わせて全面パテ処理1回で仕上ることになりました。この工程でも、しっかり刷毛で押さえて密着させますのではがれることは滅多にありません。

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