熊本震災から復興へ2世帯住宅へリフォーム

熊本県熊本市。まだまだ震災からの復興のめども立ってない熊本城のそばの住宅リフォーム工事の応援に行ってきました。この辺りは昔からの城下町で古い神社や商店もたくさんあり、震災の影響で道路はひび割れていたり、屋根にはブルーシートも多くかかっています。

【近くの住宅】

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まだまだいたる所でこんな状態です。今回のお宅もまだ屋根にブルーシートがかかっていて、屋根工事できる業者がつかまらず、そのままだそうです。一日も早く復興して活気づいてもらいたいですね。

私たちが伺った時には大工工事は終わってましたので、早速2階から取りかかりました。

【施工前】

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このように壁は石膏ボードでできていたり、ベニヤでできていたりと場所によって仕上がりが違います。さらに石膏ボードと石膏ボードの継ぎ目がある上に、これらの下地を固定するのにビスが打たれています。このままでは貼ることができないので、まずすべての継ぎ目をパテ材で埋めて平滑にする作業から開始です。

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押入れの中も、すべて行います。

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このとき大量のパテを作るのですが、手作業で行うとムラが出来たり疲れるので、今回は機械に頼ることにしました。

【パテ混ぜる君!】

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これで大量のパテを全ての継ぎ目に塗っていきます。これが一番きつい作業です。

【パテ1回目】

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1日乾燥したらやすり掛けして次の2回目の準備をします。

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2回目はより目の細かいものを塗って、乾燥➡やすり掛けでよりつるつるにします。

【パテ2回目】

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この作業だけで3日かかりました。

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いったい何千箇所パテしたかな・・・?数え切れない。

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これが終わったらやっと壁紙を貼ることができます。

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