リノベーションとは

最近、リノベーションという言葉が定着してきて、TVなどでも使われ始めました。

リノベーション(RENOVATION)とは中古住宅・店舗・事務所を現代のライフスタイルにあった住まいに創り直すことで、その建物全体の機能や価値を新しいライフスタイルに合わせた内外装に改修することです。

リフォームと違うのはリフォームは古くなったり、壊れたものを新築と同様の性能にもどす工事で、小規模の工事が多いのですが、リノベーションは比較的大規模な工事が多いかと思います。

たとえばトイレの取替えだけとか、キッチンの取替え、壁紙の張替え、塗装の塗り替えなどはリフォームです。

けれども、これに、間取りが変更になったり、構造体を耐震構造にしたりを工事に加えると、リノベーションになります。

ただ、現時点ではリフォームとリノベーションは明確に分かれているわけではないようです。そのあたりが、聞いている方は混乱する原因だと思います。

実際に工事をする際はこの工事はリフォーム、この工事はリノベーションと分けたりはしませんので、内容によって結果的にリノベーションだったという風な感じになります。

リノベーションと似た言葉にコンバージョンがあります。

コンバージョン(CONVERSION)は建築業界では建物の用途を変更することで、最も多いのはオフィスをマンションにして住居とすることです。

オフィスが供給過剰で、空き物件を埋めるために行われるようになりました。

ロンドンや、ニューヨーク、パリなど大都市ではよく行われておりますが、日本では法的に窓の採光が一定以上必要などといった決まりがあり、コンバージョン可能なものが限られています。

私も最近は築43年の戸建てをリノベーションしてアトリエにしたり、古い倉庫を店舗にしたりしました。

リノベーション前
atoriesekoumae

リノベーション後
atoriesekougo

倉庫リノベーション前
soukosekoumae

倉庫リノベーション後
soukosekougo

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