地元の県産材を使おう

林野庁の地域材利用拡大フォーラムの『木材を都市で使おう！森と街を結ぶプロジェクト』を見てきました。

みなさんの家に使われている材木がどこから取れたかとか知っている方は少ないと思います。このセミナーは世界で減り続ける森を守るために日本は日本で取れる材木を使いましょうというものでした。

突然問題です。
今現在世界中で森は１秒間にどのくらい無くなっているでしょう？

正解は『サッカーコート１面分』です！けっこう無くなってますよね。

ただ植林もされて増えているのも事実ですので正確にはわかりませんが、伐採によって森林破壊が動物などの暮らしを脅かしているのも事実ですね。

森林伐採について⇒WWFオラウータンのボルネオ島

ただ日本では森林は増えているそうで、国土に占める割合では世界第3位だそう。

なのに材木は輸入をしているそうです。理由を聞いたら安いからだと。

森林破壊して木材を輸入して国内の森林はほったらかしで林業は衰退していく・・・これでいいの？という内容でした。

まずはできることからということで私達建築業は地域材の利用をここ10年くらいやっています。国も木材利用ポイント制度とかみなとモデルとか色々対策していますね。

当社も床などに使う無垢の材木はうきはや日田の材木を製材所から直接仕入れて使っています。最近は佐賀の製材所とも取引をはじめました。うちの事務所の床もうきはの天然乾燥の杉の無垢材を使ってリフォームしました。とっても足ざわりがやわらかくあたたたかでにおいも最高です。自然素材なので風合いがよく、経年変化を楽しめます。

【当社事務所】

余った材料でテーブルもつくってみました。