床材Pタイル・フロアタイルとは(ビニル床タイル)
今回はPタイルについてです。
Pタイルとはプラスティック系床タイルのことで、主に硬質塩ビ系床材の300mm×300mm厚み2mmくらいのタイル状になったものを指します。
建築用語ではビニル床タイルというのが正式名称でPタイルは通称になります。おもにタジマの製品名です。
触った感じはコンコンと硬い板みたいな物で、耐久性があるので土足でOKのお店の床などによく使われています。
最近はフロアタイルとも呼ばれており石調の四角だけではなくいろんな形も柄もあり、種類も豊富です。
金額もCFシートより少し高いくらいでフローリングより安価なので、よく使われています。
デメリットは硬くクッション性がないので重いものを乗せた時に割れたりすることや、塩ビ製なので熱に弱いこと、遮音性がないことなどがあります。
施工するときは床がフラットじゃないと段差ができるので、下地の調整が大変です。あと施工後は土足歩行で汚れる場合があるので、必ずワックスをしたほうがいいですね。
【長年重い機械をのせて割れたあと】
おススメはやはり店舗、事務所、仕上げがタイルなどの石調で、コストを抑えたい戸建て住宅などで、厚みが2mmと薄いので重ね張りもできますので、リフォームにもおススメですね。