壁紙クロスを張替える順番(筑紫野市で壁紙張替え中!)
筑紫野市で朝から壁紙張替え中です。今日から壁紙を貼り始めるのですが壁紙を張替える時の順番には一応決まりがあります。
その順番とは・・
天井から張っていきます。
なぜ一番最初に天井かというと、天井の施工方法に理由があります。天井の壁紙は貼る際に壁と天井の際(直角にぶつかるところ)から貼ることはしません。
なぜなら、壁紙の縦と横は直角ですが、壁や天井がきれいな直角で構成されていることはない(建物の揺れや施工の仕方ででわずかですがどうしてもずれます)ので、壁紙を際からはってしまうと横幅90cmの壁紙の場合、横幅の端と端でわずかですが隙間ができてしまいます。
隙間できると埋めなければならず、大変ですので、これを防ぐために最初から長さを天井の端から端より長めにカットして糊付けして、最初は少し3~5cm壁側にはみ出してから貼っていきます。
この写真のように端は壁側にはみ出すようになります。そして壁側にはみ出した部分をカットして完了です。
壁紙の裏にはもちろんのりがついてますので、はみ出た部分ののりがどうしても付いてしまいますが、はがした状態であれば壁についても問題はありません。もし先に壁から張っていると、壁に付いたのりをふき取らなければなりません。
もちろん取りはずせない造り付け家具や、レンジフードなどにものりが付くことがありますが、施工後にきれいにふき取ります。
天井には照明のコンセントや、火災報知機などありますので上からかぶせて、その場所をカッターで切りあけます。そして天井にぴったりくっつけた後、余分な部分を切って完了です。
天井の壁紙張替えはずっと手を万歳した状態で施工しますので、壁よりも数倍疲れるのです。
ふー。
寒いときは熱いお茶が一番ですね。魔法瓶を持ち歩いています。